キイイィィィブオオォォン!!!
鬼柳「フィールド魔法、スピードワールド!セット、オン!」
『デュエルモードオン、オートパイロット、スタンバイ』
遊星「本気なんだな……鬼柳……」
鬼柳「ヒャアッハハハハハ!!!ライディングデュエル、楽しもうじゃねぇか!!!死ぬ程の思いを、遊星!お前に味わわせてやるぜ!!!」
遊星「デュエル!」
鬼柳「デュ↑エル!!!」
——034話 ダークシンクロ! いでよ ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン——
鬼柳「俺のターン!!!手札から速攻魔法、手札断殺を発動!!!」
遊星「何!?」
遊星(まさか―――鬼柳のデュエルディスクにも俺と同じ、スピードスペル以外の魔法を認識する改造が―――!?)
鬼柳「俺は手札からインフェルニティ・デーモンとインフェルニティ・ネクロマンサーを墓地へ送り、デッキから2枚ドロー!」
遊星「―――ボルトヘッジホッグとチューニングサポーターを墓地へ送り、2枚ドロー!」
遊星(!―――このカードは……!)
鬼柳「俺は更に手札から魔法カード、手札抹殺を発動ォ!!お互いに手札を全て捨て、デッキから捨てた枚数分ドローするゥ!!」
遊星「何!!?」
遊星(しまった―――!エフェクトヴェーラーが捨てられ―――)
鬼柳「ヒャアッハハハハ!!良い顔じゃねぇか遊星ェ!!よっぽど良いカードが手札にあったみてぇだなァ!!!」
遊星(不味い―――!!増殖するGが引けない―――――!!!?)
鬼柳「手札から魔法カード、おろかな埋葬発動ォ!!デッキからモンスター1体を墓地へ送る!!俺はインフェルニティ・ミラージュを墓地へ送る!!」
鬼柳「リバースカードを2枚セット、そして終末の騎士を召喚!このモンスターが召喚に成功した事で効果発動ォ!デッキから闇属性モンスターを1体墓地へ送る!俺はデッキからインフェルニティ・ミラージュを墓地へ送る!!」
鬼柳「セットした魔法カード、発動!ZERO-MAX!!!俺の手札が0の時、自分の墓地のインフェルニティを1体特殊召喚する!インフェルニティネクロマンサーを守備表示で特殊召喚!」
鬼柳(更に、この効果で蘇生したモンスターの攻撃力以下のフィールドのモンスターを全て破壊し、このターン俺はバトルフェイズを行えない効果がある……)
鬼柳(尤も、今は1ターン目、攻撃なんざ元々出来ねぇし、攻撃力0のネクロマンサーを特殊召喚した所で攻撃力1400の終末の騎士を破壊出来る訳無ぇがな……)
鬼柳「さぁ!これで俺の手札は0……ハンドレスコンボの完成だぜ!!」
鬼柳「インフェルニティの名を持つモンスターは手札が0になった時、効果を発動出来る……インフェルニティネクロマンサーの効果を発動!」
鬼柳「俺の墓地からインフェルニティを1体特殊召喚する!インフェルニティリベンジャーを特殊召喚!!」
鬼柳「おっとこのタイミングでもう1枚のリバースカードを発動ォ!魔法カード、冥界流傀儡術!自分の墓地の悪魔族モンスター1体を選択し、合計レベルがそのモンスターと同じになるようにフィールドのモンスターを除外し、墓地からそのモンスターを特殊召喚する!」
鬼柳「レベル4の終末の騎士を除外し、墓地からレベル4のインフェルニティ・デーモンを特殊召喚!」
鬼柳「インフェルニティデーモンの効果発動!手札が0の時、デッキからインフェルニティの名を持つカードを1枚手札に加える……俺は永続魔法、インフェルニティガンを手札に加える……永続魔法、インフェルニティギャン!発動ォ!!」
鬼柳「レベル4、インフェルニティデーモンとレベル3、インフェルニティネクロマンサーに、レベル1、チューナーモンスター、インフェルニティリベンジャーをチューニング!」
鬼柳「漆黒の帳降りし時、冥府の瞳は開かれる―――舞い降りろ闇よ!!ダークシンクロ!!」
鬼柳「出でよ―――――ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!!!!!」
鬼柳「ワンハンドレッドアイドラゴンの効果発動!墓地のレベル6以下の闇属性モンスターをゲームから除外し、その効果を得る!」
鬼柳「俺は墓地のインフェルニティミラージュをゲームから除外し、その効果を得る!」
鬼柳「インフェルニティミラージュの効果―――手札が0の時、自身をリリースする事で墓地からインフェルニティモンスターを2体特殊召喚出来る―――」
鬼柳「俺は墓地からこの2体を特殊召喚!インフェルニティデーモン!インフェルニティネクロマンサー!」
鬼柳「インフェルニティデーモンの効果発動!手札が0の時、デッキからインフェルニティの名を持つカードを1枚手札に加える……俺はインフェルニティネクロマンサーを手札に加える!!」
鬼柳「インフェルニティガンの効果発動!1ターンに1度、手札からインフェルニティの名を持つモンスターを手札から墓地へ送る!ネクロマンサーを墓地へ送る!!」
鬼柳「ネクロマンサーの効果発動!墓地からインフェルニティリベンジャーを特殊召喚!」
鬼柳「レベル4、インフェルニティデーモンとレベル3、インフェルニティネクロマンサーに、レベル1、チューナーモンスター、インフェルニティリベンジャーをチューニング!」
鬼柳「漆黒の帳降りし時、冥府の瞳は開かれる―――舞い降りろ闇よ!!ダークシンクロ!!」
鬼柳「出でよ―――――ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!!!!!」
鬼柳「ワンハンドレッドアイドラゴンの効果発動!墓地のレベル6以下の闇属性モンスターをゲームから除外し、その効果を得る!」
鬼柳「俺は墓地の2枚目のインフェルニティミラージュをゲームから除外し、その効果を得る!」
鬼柳「インフェルニティミラージュの効果―――手札が0の時、自身をリリースする事で墓地からインフェルニティモンスターを2体特殊召喚出来る―――」
鬼柳「俺は墓地からインフェルニティネクロマンサー2体を特殊召喚!」
鬼柳「インフェルニティネクロマンサーの効果を発動!墓地からインフェルニティデーモンを特殊召喚!!」
鬼柳「インフェルニティデーモンの効果発動!手札が0の時、デッキからインフェルニティの名を持つカードを1枚手札に加える……俺は罠カード、インフェルニティブレイクを手札に加える!!」
鬼柳「カードを1枚セット……そして、フィールドのもう1体のインフェルニティネクロマンサーの効果を発動!墓地からインフェルニティリベンジャーを特殊召喚!」
鬼柳「レベル4、インフェルニティデーモンに、レベル1、チューナーモンスター、インフェルニティリベンジャーをチューニング!」
鬼柳「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO、シンクロ召喚!カモン、TG ハイパー・ライブラリアン!!」
鬼柳「俺はレベル3のインフェルニティネクロマンサー2体をオーバーレイ!!」
鬼柳「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!虚空海竜リヴァイエール!!」
鬼柳「虚空海竜リヴァイエールのモンスター効果!!このカードのオーバーレイユニットを一つ使う事で、ゲームから除外されたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する!」
鬼柳「エクシーズ素材となったネクロマンサーを墓地へ送り、ゲームから除外されたインフェルニティミラージュを特殊召喚!」
鬼柳「インフェルニティミラージュのモンスター効果発動!手札が0の時、自身をリリースする事で墓地からインフェルニティ2体を特殊召喚!ネクロマンサーとリベンジャーを特殊召喚!!!」
鬼柳「レベル5、シンクロモンスター、TG ハイパー・ライブラリアンに、レベル1、チューナーモンスター、インフェルニティリベンジャーをチューニング!!」
鬼柳「シンクロ召喚!氷結界の龍 ブリューナク!!」
鬼柳「インフェルニティネクロマンサーの効果を発動!墓地からインフェルニティデーモンを特殊召喚!!」
鬼柳「インフェルニティデーモンの効果発動!手札が0の時、デッキからインフェルニティの名を持つカードを1枚手札に加える……俺は3枚目のインフェルニティネクロマンサーを手札に加える!!」
鬼柳「氷結界の龍 ブリューナクの効果発動ォ!!手札を1枚墓地へ捨てる事で、フィールドのカードを1枚手札に戻す!!」
鬼柳「俺は3枚目のネクロマンサーを墓地へ捨て、フィールドのインフェルニティデーモンを手札に戻す!再びブリューナクの効果発動!!手札のインフェルニティデーモンを墓地へ捨て、フィールドの虚空海竜リヴァイエールをエクストラデッキへ戻す!!」
鬼柳「そしてこのタイミングで俺の永続魔法、インフェルニティガンの効果発動!手札が0の時、このカードを墓地へ送り!墓地からインフェルニティモンスターを2体特殊召喚する!!!」
鬼柳「俺は墓地からインフェルニティネクロマンサーを2体特殊召喚!!」
鬼柳「簡単には終わらせねぇぜェ!!!待ちに待った復讐のデュエルなんだからなァ!!!」
ぴーんぽーんぱーんぽーん
※インフェルニティのループコンボは遊戯王OCG史上稀に見るキ○ガイなレベルの長さなので、
まともに全部書いてるとストレスがマッハになるので無茶苦茶端折ります。
一体どれ位長くなるか気になる方は『インフェルニティ エメループ』でググりましょう。
結論だけ言うと相手は死にます。
——035話 戦慄! 地縛神コカパク・アプ——
鬼柳「氷結界の龍 ブリューナクの効果発動ォ!!手札を1枚墓地へ捨てる事で、フィールドのカードを1枚手札に戻す!!」
―――――――――――――――――――――――
鬼柳「虚空海竜リヴァイエールのモンスター効果!!このカードのオーバーレイユニットを一つ使う事で、ゲームから除外されたレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する!インフェルニティミラージュを特殊召喚!」
鬼柳「ダイガスタ・エメラルの効果発動ォォ!!このカードのオーバーレイユニットを一つ使う事で、自分の墓地からモンスターを3体デッキに戻し、デッキから1枚ドローする!墓地のワンハンドレッドアイドラゴンを3枚エクストラデッキに戻し、1枚ドロー!」
鬼柳「氷結界の龍 ブリューナクの効果発動ォ!!手札を2枚墓地へ捨て、フィールドのダイガスタ・エメラルと虚空海竜リヴァイエールをエクストラデッキに戻す!!」
鬼柳「さぁ!!これで再びハンドレスコンボの復活だ!!インフェルニティミラージュの効果、発動ォ!!!」
―――――――――――――――――――――――
鬼柳「ヒャアッハハハハハ!!!笑えるじゃねぇか!!!ヴェルズ・ウロボロスのモンスター効果発動ォォ!!」
鬼柳「オーバーレイユニットを一つ使って効果発動!相手の手札をランダムに1枚選択し、そのカードを墓地へ送る!!」
鬼柳「簡単には終わらせねぇぜェ!待ちに待った復讐のデュエルなんだからなァ!!!」
―――――――――――――――――――――――
鬼柳「シンクロ召喚!煉獄龍オーガドラグーン!!!」
鬼柳「まだまだこんな程度じゃ済ませねぇぜ……!!」
―――――――――――――――――――――――
鬼柳「シンクロ召喚!インフェルニティデスドラゴン!!」
―――――――――――――――――――――――
鬼柳「イッツ!ア!ショータァイム!!!」
鬼柳「カードを伏せてターンエンド!」
鬼柳「さぁ来いよ!!!俺の復讐の炎を更に滾らせる戦いを!!!頼むぜェ!!!」
―――――――――――――――――――――――
エアロシャークループで1killじゃ無かったか
遊星「お、俺のターン……手札から魔法カード、大嵐を発動……フィールドの魔法罠カードを全て破壊……」
鬼柳「無駄だ遊星!!煉獄龍オーガドラグーンは1ターンに1度、魔法又は罠カードの発動を無効にし破壊する!!!大嵐を無効にし破壊する!!」
遊星「手札からジャンク・シンクロンを召喚、効果発―――」
鬼柳「カウンター罠、インフェルニティ・バリア!手札が0で、フィールドにインフェルニティの名を持つモンスターが表側攻撃表示で存在する時、相手の魔法、罠、効果モンスターの効果を無効にし、破壊する!!ジャンクシンクロンを破壊!!」
遊星「手札から闇の誘惑を発動―――デッキから2枚ドロ……」
鬼柳「残念だったな遊星ぇぇ……!2枚目のインフェルニティ・バリアだ!!闇の誘惑を破壊!!」
遊星「く―――――!!カードを1枚伏せて、ターンエンド……」
鬼柳「無駄だ遊星ェェ!!エンドフェイズ時、俺の場のリバースカードが発動する!罠カード、インフェルニティ・ブレイク!!手札が0の時、墓地のインフェルニティの名を持つカードを1枚除外し、相手のフィールドのカードを1枚破壊する!!そのカードを破壊!!」
遊星「次元幽閉が―――!?」
遊星「くっ……!?何だ―――!?Dホイールの制御が―――――!!!うああああああああああああぁぁぁぁ!!!!?」
ガッシャアアアアアァァンン!!!
鬼柳「敗北寸前でデュエルが中断するとは……Dホイールの性能の悪さに救われたな!!」
遊星「くっ……うぅ……!」
鬼柳「ヒャアッハハハハハ!!苦しめ!!怯えろ!!!恐怖に支配され、戦慄の業火に身を焼かれる生き地獄!!」
鬼柳「かつてこの俺が味わった辛酸を、貴様も味わうが良い!!!!」
鬼柳「命は預けた……次に遭う時まで、恐怖に怯え生き恥を晒すが良い……」
ブォウン!!
遊星(俺の手札が残ってる時点で……!完全な舐めプだ……!!)
遊星(あのタイミングでエフェクトヴェーラーを捨てさせられ……増殖するGを引けず……完敗だ――――!!)
遊星(タイミングだ……!タイミングさえ合えば……!!)
―――――――――――――――――――――――
クロウ「」( ゚д゚)
ジャック「」( ゚д゚)
クロウ「鬼柳のヤツ……1ターンで一体何回特殊召喚したんだ……!?」( ゚д゚)
ジャック「判らん……少なく見ても50回……いや、100回は下らんだろう……」( ゚д゚)
クロウ「1ターンに100回以上特殊召喚するだと!?インチキ効果もいい加減にしろ!!」(゚Д゚#)
ジャック「(禁止カード使いまくりの)お前が言うな!!」(゚Д゚#)
——036話 勇気と力をドッキング!シンクロ召喚! パワー・ツール・ドラゴン——
おじさん「んん~……」←むーしゃむーしゃ
おじさん「復讐のエネルギーを持続させるというのは、思いの他大変な事だからなぁ」←うまうま
おじさん「まぁ……原因は判っている……」←ぺろぺろ
―――――――――――――――――――――――
おじさん「龍可ちゃんには精霊と話す事が出来る不思議な能力がある」←あむあむ
おじさん「双子である君にも、何か能力が眠っているかもしれない。だからおじさんがテストしてやる」←おいしいです(^q^)
―――――――――――――――――――――――
遊星(俺は負傷しているのでお休みです)
龍亞「皆!!頼むから俺のパワー・ツール・ドラゴンで毎回毎回D・D・Rや継承の印やスーペルヴィスばっかりサーチするのやめてよ!!!」
特化させると中々のガチデッキになるよな
——037話 潜入! アルカディアムーブメント 私のターンなんだから!——
ミスティ「私の弟は、アルカディアムーブメントに殺されたわ……」
カーリー「ぅぇ!!?」
―――――――――――――――――――――――
おじさん「ではさらばだ。サイココマンダー!!」
カーリー「きゃああああああああぁぁぁぁ!!!」LP400→0 ピーッ!!
―――――――――――――――――――――――
アルカディアムーブメントの総帥、
ディヴァインのサイコデュエルの力によって高層ビルから突き落とされたカーリー。
当然、都合良く正義のヒーローが助けてくれる筈も無く。
―――――そこでカーリーの命の灯火は……
消えた。
——038話 蘇りし魂 燃えさかる新たなジオグリフ——
おじさん「愚かな女だ……ハッハッハッハッハハ!!!」
―――――――――――――――――――――――
ゴゴゴゴゴゴゴ…
ミスティ「!―――カーリー……その時が来たのね……」
―――――――――――――――――――――――
おじさん「何が起きてるんだ―――!?」
????「ディヴァイン……私はお前を許さない―――」
おじさん「誰だ貴様はァ!?」
おじさん「―――――お前は―――!?……そんな馬鹿な……!あの高さから落ちて無事な筈は―――!?」
カーリー「ディヴァイン……私はお前を葬る為に蘇った……」
おじさん「なんだと!?」
カーリー「受けるが良い、私の闇のデュエルを―――」
―――――――――――――――――――――――
カーリー「お前にチャンスをやる。但しそれは―――1ターン!さぁ、私を楽しませなさい、ディヴァイン!!」
おじさん「私が先行する!クレボンス召喚!!」
おじさん「更に私は手札から、速攻魔法、緊急テレポートを発動!」
おじさん「このカードは、自分の手札又はデッキから、レベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する!来い!メンタルプロテクター!」
おじさん「レベル3のメンタルプロテクターに、レベル2のクレボンスをチューニング!」
おじさん「心の深淵に燃え上がる我が憎しみの炎よ!黒き怒涛となりて、この世界を蹂躙せよ!!!」
おじさん「シンクロ召喚!現れろ!マジカルアンドロイド!」
おじさん「先攻は最初のターン攻撃は出来ない!だが、私のエンドフェイズにマジカルアンドロイドの効果が発動!」
おじさん「マジカルアンドロイドは、自分のエンドフェイズに自分のサイキック族×600のライフポイントを回復する!」
おじさん「私の場のサイキック族は1体!よって、600ポイントのライフを回復する!」LP4000→4600
おじさん「これで私はターンエンドだ!」
カーリー「ふっ……私のターン!」
カーリー「言い忘れたけどね……私のデッキが出したお前の運命は―――『死』よ!!!」
おじさん「!!?」
―――――――――――――――――――――――
アキ「ディヴァイン……?何処に居るの、ディヴァイン……?」
ミスティ「悪いけど、貴方をディヴァインの元に行かせる訳にはいかないわ……」
アキ「貴方は……ミスティ……?」
―――――――――――――――――――――――
——039話 降臨! 2体の地縛神——
カーリー「手札から、フィールド魔法。フューチャー・ヴィジョンを発動する」
おじさん「フューチャー・ヴィジョン?」
カーリー「そうだ。私のデュエルがお前の未来を占う!」
おじさん「ふっ……不気味な趣向を凝らしてきたと思いきや、相も変らぬ占いデッキか」
おじさん「悪いが、私は貴様のように下らぬ迷信などは信じない性質でね」
おじさん「私の未来は誰にも支配などされない!それが運命であろうと!」
カーリー「ならば、逃れてみるがいい!私が占う運命から!」
カーリー「私はフォーチュンレディ・ライティーを召喚!」
カーリー「フォーチュンレディ達のレベルはスタンバイフェイズ毎に1上がり、このカードの攻撃力と守備力は、カードのレベル×200となる」
カーリー「召喚したターンのライティーのレベルは1!よって攻撃力は200!」
カーリー「そしてフィールド魔法、フューチャー・ヴィジョンの効果発動!」
カーリー「召喚したモンスターを次の自分のターンまで未来へ飛ばす!」
カーリー「さぁ、アンタの占いが始まる!」
おじさん「ふぅ……折角召喚したモンスターを自ら消してどうする?お前のフィールドはがら空きだぞ?」
カーリー「これで良いのよ!もう運命は決定した!」
カーリー「この瞬間!フォーチュンレディ・ライティーの効果発動!このカードがフィールドから離れた時、デッキから新たなフォーチュンレディを特殊召喚出来る!」
カーリー「現れろ!フォーチュンレディ・ファイリー!!」
カーリー「フォーチュンレディ・ファイリーのレベルは2!よってこのターンの攻撃力は400!」
おじさん「そんな雑魚で、攻撃力2400のマジカルアンドロイドにどう立ち向かうつもりかね?」
カーリー「力を見せびらかしたいだけのお前にはこれで十分さ。フォーチュンレディ・ファイリー、効果発動!」
カーリー「このカードが攻撃表示で特殊召喚に成功した時、相手フィールドのモンスター1体を破壊し、そのモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」
おじさん「何!?」
カーリー「マジカルアンドロイドを破壊する!」
おじさん「ぐああぁぁッッ!?くうっ―――!」LP4600→2200
おじさん「何だこの衝撃は……!?これは―――我々のサイコデュエル以上―――!?」
カーリー「どうしたの?顔色が悪いわよ?」
おじさん「まだだ……!この程度―――!」
カーリー「私は手札から魔法カード、二重召喚を発動!このカードの効果により、私はこのターンもう1度だけ召喚を行う事が出来る……!」
カーリー「私はフューチャー・ヴィジョンを破壊し、新たにフィールド魔法、死皇帝の陵墓を発動!モンスターをアドバンス召喚する時、必要なモンスターの数×1000のライフポイントを支払う事で、リリース無しでモンスターを通常召喚出来る!」
カーリー「言った筈よ―――お前に与えるチャンスは、1ターンだって!!」
おじさん「何!?」
ズゴウウウゥゥン!!!
おじさん「ぬうっ!?また―――!?」
カーリー「今再び、5000年の時を越え―――冥府の扉が開く!我等が魂を、新たなる世界の糧とするがいい!」LP4000→2000
カーリー「降臨せよ!!地縛神Aslla piscu!!!」
おじさん「馬鹿な!?こんな巨大なモンスターが居るのか!!?」
カーリー「消えなよ、ディヴァイン―――――永遠の闇に!!」
おじさん「ぐああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!」LP2200→0 ピーッ!!
——040話 戻れない過去 閉ざされた心の扉——
ジャック「ただ一人、この女の心の扉を、開き掛けた男が居た」
十六夜夫妻「それは……誰です!?」
ジャック「不動遊星!」
―――――――――――――――――――――――
アキ「だったらもう一度、見せてあげるわよ!!化け物の力を―――!!」
遊星「やめろ十六夜!お前の父さんも苦しんでいるんだ!」
遊星「十六夜の心に声を届かせるには、やはりデュエルしか!」
遊星&アキ『デュエル!!!』
―――――――――――――――――――――――
龍亞&龍可「なーにっかなー!なーにっかな!今週は、コレ!」ジャンッ!
龍亞「お互いのフィールドと手札を全部墓地送り!?一体何なのこのカード!?」
龍可「とても出し辛いけど、一発逆転の可能性を常に秘めている恐るべきカードよ!」