——144話 終焉の起源 未来の為の死闘!——
アンチノミー「見せてやろう!君の知る世界を遥かに超えた、その先を!!」
アンチノミー「僕のターン!!」
アンチノミー「僕は手札から魔法カード、二重召喚を発動!」
遊星「何!!?」
アンチノミー「遊星、君はライディングデュエル中に通常の魔法が使えるのは自分達だけだと思っているようだが、それは違う!!」
アンチノミー「二重召喚の効果発動!このターン、僕は2回まで通常召喚を行う事が可能になる!」
アンチノミー「そして、手札から神秘の代行者 アースを召喚!」
アンチノミー「神秘の代行者 アースの効果発動!このカードが召喚に成功した時、自身と同名のカード以外の代行者の名を持つモンスターを1体、デッキから手札に加える」
アンチノミー「私は創造の代行者 ヴィーナスをデッキから手札に加える!」
アンチノミー「そして、二重召喚の効果により、私は創造の代行者 ヴィーナスを召喚!」
アンチノミー「創造の代行者 ヴィーナスのモンスター効果!このカードはライフポイントを500支払う事で、手札またはデッキから、神聖なる球体を1体特殊召喚出来る!」
アンチノミー「私はライフポイントを500支払い、デッキから神聖なる球体を特殊召喚!」LP4000→3500
アンチノミー「再びライフポイントを500支払い、デッキから神聖なる球体を特殊召喚!」LP3500→3000
アンチノミー「そして!このカードはレベル4以下のモンスターが特殊召喚に成功した時、手札から特殊召喚出来る!TG ワーウルフを特殊召喚!」
アンチノミー「私は、レベル2の神聖なる球体2体を、オーバーレイ!」
アンチノミー「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!現れろ、ダイガスタ・フェニクス!!」
アンチノミー「再びライフポイントを500支払い、デッキから神聖なる球体を特殊召喚!」LP3000→2500
アンチノミー「私はレベル3の創造の代行者 ヴィーナスと、TG ワーウルフを、オーバーレイ!」
アンチノミー「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」
アンチノミー「現れろ、No.20 蟻岩土ブリリアント!!」
アンチノミー「蟻岩土ブリリアントの効果発動!1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ使う事で、自分フィールドのモンスター全ての攻撃力を300ポイントアップする!」
アンチノミー「私はオーバーレイユニットとなった創造の代行者 ヴィーナスを墓地へ送り、効果発動!」
アンチノミー「更に!このカードは墓地、手札から代行者の名を持つモンスターを除外する事で、手札から特殊召喚出来る!」
アンチノミー「墓地の創造の代行者 ヴィーナスをゲームから除外し、マスター・ヒュペリオンを特殊召喚!!」
アンチノミー「私は、レベル2の神聖なる球体にレベル2、チューナーモンスター、神秘の代行者 アースをチューニング!」
アンチノミー「Go、シンクロ召喚!!カモン、アームズ・エイド!!」
アンチノミー「私はカードを1枚伏せる―――」
アンチノミー「遊星!見るが良い!これが私達の絆だ!」
アンチノミー「パラドックスが、命を賭して別時代から手に入れてきたカード!」
アンチノミー「速攻魔法、時の女神の悪戯!!」
遊星「何!?別時代のアニメオリカだと!!?」
遊星(一体どうやってそのカードを―――!!?この時代で、そのカードを入手する事など不可能な―――)
遊星(この時代―――――!まさか……!!?)
アンチノミー「このカードが発動した時、次の自分のバトルフェイズとなる!」
アンチノミー「つまり、自分はエンドフェイズになり、相手ターンをスキップ、そして次の自分のターンのドロー、スタンバイ、メインフェイズをスキップ!バトルフェイズに突入する!」
アンチノミー「バトル!ダイガスタ・フェニクス、蟻岩土ブリリアント、アームズ・エイド、マスター・ヒュペリオンで、ダイレクトアタック!」
遊星「なっ―――!?」
アンチノミー「これで終わりだ!!遊星!!」
遊星「くっ―――!相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から特殊召喚出来る!俺はガガガガードナーを守備表示で特殊召喚!」
アンチノミー「守備力2000……攻撃力が強化されていてもダイガスタ・フェニクスでは倒せない……」
アンチノミー「ならばこうだ!リバースカードオープン、罠カード、鎖付き爆弾!」
アンチノミー「このカードはモンスター1体の装備カードとなり、攻撃力を500ポイントアップする!」
アンチノミー「私はダイガスタ・フェニクスの攻撃力を500ポイントアップ!これで攻撃力はガガガガードナーを上回った!ダイガスタ・フェニクスでガガガガードナーを攻撃!!」
遊星「何!?」
遊星(そうか―――!あの魔法カードのせいでターンが経過しているから―――!?)
遊星「くっ……!ガガガガードナーの効果発動!このカードが攻撃対象に選択された時、手札を1枚捨てる事で、このカードはその戦闘では破壊されない!俺は手札から終末の騎士を捨てる!」
アンチノミー「防いだか。だがまだ僕の攻撃は終わっていない!蟻岩土ブリリアントで再びガガガガードナーを攻撃!!」
遊星「ガガガガードナーの効果発動!聖鳥クレインを捨て、戦闘破壊を防ぐ!」
アンチノミー「まだだ!アームズ・エイドで、ガガガガードナーを三度攻撃!」
遊星「ガガガガードナーの効果発動!召喚僧サモンプリーストを捨て、戦闘破壊を防ぐ!」
アンチノミー「そして、マスター・ヒュペリオンでガガガガードナーを攻撃!!」
遊星「ガガガガードナーの効果発動!フォトン・スラッシャーを捨て、戦闘破壊を防ぐ!」
アンチノミー「全ての攻撃を凌いだか……だが、これは防げるかな?」
アンチノミー「私は墓地の神秘の代行者 アースを除外し、マスター・ヒュペリオンの効果を発動!」
アンチノミー「このカードは1ターンに1度、墓地の天使族モンスターをゲームから除外する事で、フィールドのカード1枚を破壊する!」
アンチノミー「最早逃げ道は無い!消えろ!ガガガガードナー!!!」
遊星「くっ―――!!」
アンチノミー「私は蟻岩土ブリリアントの効果を発動!最後のオーバーレイユニットを取り除き、攻撃力を更に300ポイントアップする!」
アンチノミー「これでターンエンドだ!」
アンチノミー「遊星!見たか!これが私達の絆の結晶!」
アンチノミー「―――――TG代行天使だ!!!」グッ!
遊星「TG代行天使―――――!!?」
——145話 光よりも速く!!——
遊星「俺のターン!!」
遊星(俺に残された手札は1枚だけ―――!)
遊星(俺がこのデュエルに勝つ為には、デッキからあのカードを引くしか無い―――!)
遊星「―――――ドロー!!!」
遊星「―――――」
アンチノミー「…………」
遊星「―――――良し!俺は墓地から光属性のフォトン・スラッシャーと、闇属性の終末の騎士をゲームから除外して、手札からカオス・ソルジャー -開闢の使者-を特殊召喚!」
アンチノミー「ば、馬鹿な!?この状況でそのカードを!?」
遊星「カオス・ソルジャー -開闢の使者-で、マスター・ヒュペリオンを攻撃!!」
アンチノミー「何だと!?攻撃力を上回るマスター・ヒュペリオンを攻撃だと!?」
遊星「更に!俺は手札からオネストを墓地へ送り効果発動!」
遊星「光属性のモンスターが戦闘を行う時、このカードを手札から墓地へ送る事で、相手モンスターの攻撃力を自分のモンスターに追加する!!」
遊星「行け!!開闢双破斬!!!」
アンチノミー「うあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」LP2500→0 ピーッ!!
――――――――――――――――――――――――
アンチノミー「……君達と過ごした時間は、最高に楽しかったよ―――」
遊星「っ……ブルーノ……!何をする気だ!?」
ブルーノ「遊星!君は僕の希望だ!!アクセルシンクロは光をも超える!!」
ブルーノ「光を超え、未来を切り開くんだ!!!」
ブルーノ『行けええええええええええええええええ!!!!!遊星えええええええええええええええええええええ!!!!!』
遊星「ブルーノ!!ブルーノ!!!?」
ブルーノ(遊星―――――)
ズドオオオォォォォゥゥン……
遊星「ブルーノオオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」
シンクロしてたっけ……?
アクセルシンクロ全くしてねぇwwwwwwww
——146話 最後の一人 Z-ONE(ゾーン)——
遊星「あれが、Z-ONEのデッキ―――!」
クロウ「でけぇ……!!」
アポリア「見ていろ5D’s。これがZ-ONEの強さだ―――!」
Z-ONE&アポリア『デュエル!!!』
アポリア「先攻は私が貰う!私のターン!!」
アポリア「私はスクラップ・コングを召喚!」
アポリア「スクラップ・コングの効果発動!このカードが召喚に成功した時、このカードを破壊する!」
アポリア「自分フィールドのモンスターがカード効果で破壊された時、手札からこのカードを特殊召喚出来る!!」
アポリア「合体しろ、機皇帝グランエル∞!」
アポリア「機皇帝グランエル∞の攻撃力は、自分のライフポイントの半分になる!!」
龍亞「機皇帝グランエル……!」
龍可「攻撃力、2000……!」
クロウ「1ターン目からいきなりグランエルを召喚してきやがったぜ!」
遊星(最初からグランエルを……Z-ONEはそれ程の相手なのか……?)
アポリア「カードを1枚伏せてターンエンド!」
Z-ONE「機皇帝グランエル∞……」
Z-ONE「アポリア、貴方は私の力を知っている筈……」
Z-ONE「そんなカードで私を倒せると思っているのですか?」
龍亞「あいつ、グランエルをそんなカードだって!」
アキ「どんなモンスターを召喚してくるって言うの!?」
ジャック(まさか、サイバー・ドラゴンか!?)
——147話 未来へつなぐ希望!——
Z-ONE「私のターン、ドロー」
Z-ONE「私は手札から永続魔法、魔力の枷を発動」
Z-ONE「このカードがフィールドに存在する限り、お互いに手札から召喚、特殊召喚、セット、発動を行うには500ポイントのライフを支払わなければならない」
Z-ONE「私は手札から魔法カード、ナイト・ショットを発動」LP4000→3500
Z-ONE「相手フィールドにセットされた魔法、罠カードを1枚破壊する……このカードの発動に対し選択されたカードは発動出来ない」
Z-ONE「そして手札から魔法カード、無の煉獄を発動」LP3500→3000
Z-ONE「デッキからカードを1枚ドローします。そして、このエンドフェイズに私は手札を全て捨てる……」
Z-ONE「手札から魔法カード、成金ゴブリンを発動」LP3000→2500
Z-ONE「デッキからカードを1枚ドローし、その後相手のライフポイントを1000回復します」
Z-ONE「私は手札から永続魔法、トゥーン・ワールドを発動」LP2500→2000
Z-ONE「このカードはライフポイントを1000支払い発動します」LP2000→1000
Z-ONE「手札から魔法カード、大嵐を発動」LP1000→500
Z-ONE「フィールドの魔法、罠カードを全て破壊します―――」
遊星(この戦術―――まさか!?)
Z-ONE「このカードは、自分フィールドと手札を全て墓地へ送る事で発動します―――」
Z-ONE「手札から魔法カード、大逆転クイズを発動―――!」
Z-ONE「私は魔法、罠、モンスターカードの3種の中から1つカードの種類を宣言します」
Z-ONE「私のデッキの上の1枚を確認し、そのカードが宣言した種類のカードの場合、私と相手のライフを入れ替えます」
Z-ONE「私は魔法カードを宣言します」
ジャック「馬鹿な……!!そんな運任せが、当たる訳が無い!!」
アポリア(まだだ―――!ここで魔法カードを引かなければ―――!!)
Z-ONE「―――」シュッ!
Z-ONE「―――――私のめくったカードは魔法カード、一時休戦です……」
クロウ「何だと!?」
アキ「嘘―――!?」
遊星(やはり大逆転クイズ、緑一色か!)
Z-ONE「私がここで魔法カードをめくるのは必然でした―――」
Z-ONE「何故なら私のデッキは40枚全てが魔法カード……答えの解っているクイズなのですから……」
Z-ONE「よって、私とアポリアのライフは逆転します」LP500→5000
Z-ONE「そして、大逆転クイズのコストとして手札から墓地へ送られた装備魔法、風魔手裏剣の効果が発動」
Z-ONE「このカードがフィールドから墓地へ送られた時、相手に700ポイントのダメージを与える……」
Z-ONE「奇跡は起こらなかったようですね。これが現実です……アポリア……」
Z-ONE「貴方の役目は終わりました……安らかに眠りなさい……」
アポリア「のあああああぁぁぁぁぁぁ!!!ぬっ……ぐっ……!?」LP500→0 ピーッ!!
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興味深い
wikiにもページあるぞ
ocgでは(自分の)8000ライフを削り切るのは難しいからソフトロック型とかある
アポリア「私はお前達が与えてくれた希望に答える事が出来なかった……」
遊星「そんな事は無い!お前は十分答えてくれた!」
遊星(Z-ONEは俺と同じく、1ターンキルを行うデュエリストだという事実を!!)
アポリア「そうか……繋がったのだな……未来への希望は……」
キュイィィン!
ジャック「何!?」
クロウ「遊星のDホイールが!?」
龍亞「ああっ!遊星のDホイールから羽根が!?」
ドサッ
遊星「アポリア!?」
龍亞「アポリア!アポリアぁ!!」
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ハラルド「始まるのか……最後の戦いが……」
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