89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:15:25.13 ID:eVM1l5/t0
十代「エドの着替え?別にいいけどさ」
トメ「頼むわよ十代ちゃん」
剣山「ア、アニキ」
十代「・・・」
剣山「あ、足が痺れてきたザウルス」
万丈目「あいつが起きるまで正座してろ」
剣山「・・・わかったドン」
三沢「反省しろ。十代はみんなの十代なんだからな!」
剣山「はいだドン」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:18:34.95 ID:eVM1l5/t0
十代「着替えだろそれに・・・あっ」
明日香「どうしたの?」
十代「あいつのデッキがねえ」
明日香「デッキが?」
万丈目「どうせ剣山だろ。あいつは」
十代「さすがに剣山もそこまでするわけ」
翔「あんなやつ信用できないっすよ兄貴!」
三沢「さすがに盗む隙も無かったわけだしな」
翔「そうっすよね」チッ
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:22:15.40 ID:eVM1l5/t0
十代「俺と翔と万丈目であいつの探すから」
万丈目「天上院くんはあいつの着替えを」
明日香「解ったわ」
三沢「俺はどうすればいい」
十代「お前は休んでろよ」
万丈目「そこに座ってろよ」
三沢「ああ!」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:26:20.70 ID:eVM1l5/t0
エド「・・・いてっ」
剣山「気がついたドンね」
エド「顔近いんだよ」
剣山「やったザウルス!これでアニキと会話できるドン!」
明日香「あなたの着替えよ」
エド「・・・僕のデッキがない」
明日香「・・・きっと意識が朦朧としてるのよ。寝てなさい」
エド「う、うん」
100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:30:51.03 ID:eVM1l5/t0
トメ「よく怪我するねぇあんたも」
エド「もう慣れましたよ。こういうのも・・・」
トメ「そうかい・・・」
エド「どこ行くんですトメさん?」
トメ「ちょいと校長先生にね」
エド「校長?」
三沢「デートだと思うな俺は!」
エド「お前いつの間に」
三沢「ずっと居たぞ!」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:33:27.83 ID:eVM1l5/t0
明日香「十代見つかった?」
十代「どこにもねえよ。ファラオにエドの匂い嗅がせたのにさ」
翔「それは意味ないっすよ」
十代「エドはどうしてる?」
明日香「ボーっとしてるわ」
十代「あいつが感づく前に捜さなきゃなデッキ」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:37:14.82 ID:eVM1l5/t0
セイコ「エドさん。これお見舞いらしいですよ」
三沢「友達居るじゃないか」
エド「誰だ・・・これは」
三沢「どうしたエド?」
エド「いや何でもない」
三沢「その手紙は何だ?」
エド「・・・」
三沢「貸してみろ」
エド「あっ」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:44:10.36 ID:eVM1l5/t0
三沢「デッキを札質されるなんて」
エド「僕行くよ。取り返さなきゃ僕のデッキを」
三沢「止めても無駄なようだな。これを持って行け」
エド「ありがとう三沢」
三沢「俺のウォーター・ドラゴンのデッキだ」
セイコ「ダメですよエドさん!」
エド「D・HEROが僕を呼んでるんです。トメさんによろしく伝えてください」
セイコ「エドさん!」
三沢「行かしておやりなさい。エド・フェニックスは易々と倒されませんよ」
セイコ「頭割れてるのにですか?」
三沢「冷静ですから彼」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:48:38.83 ID:eVM1l5/t0
エド「来たぞさあ僕のデッキを返せ」
オベリスクブルー1「来たぜプロが」
オベリスクブルー2「こいつの事だろ?」
エド「貴様ァ!返せよ僕のデッキ!!」
オベリスクブルー3「俺たちとデュエルをして取り返してみな!」
オベリスクブルー4「ざっと10人ほど居るがな」
オベリスクブルー5「プロなら勝てるだろ?ん?」
エド「卑怯者が・・・」
106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 04:53:26.90 ID:eVM1l5/t0
エド「扱いにくい・・・まだ8人も残ってるぞ」
オベリスクブルー「どうしたよプロ!もう終わりか!!」
エド「ライフは600・・・もうお終いだ」
十代「エド!助けに来たぜ!!」
エド「十代!」
万丈目「これで一つ俺に恩ができたなエド」
エド「万丈目!」
十代「俺あっちやるからお前こっちな」
万丈目「好きにしろ!」
十代・万丈目「デュエル!!」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:04:44.49 ID:eVM1l5/t0
十代「ガッチャ・・・って言いたいところだけだよ」
万丈目「この盗人共が!」ポコッ
オベリスクブルー「いてっ」
エド「よく解ったなここが」
十代「三沢が教えてくれたんだぜ」
エド「三沢かまた借りができたなあいつに」
十代「それにトメさん怒ってたぜ校長に」
エド「校長に?」
万丈目「お前が虐められてるんじゃないかってな」
エド「そうか・・・」
十代「帰ろうぜエド。疲れちまったぜ俺」
エド「ああ。そうだな・・・」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:08:32.21 ID:eVM1l5/t0
三沢「エド!無事だったか!どうだった俺の水デッキは!?」
エド「よ、良かったよ」
三沢「そうだろ」
エド「・・・」
十代「どうしたんだ?」
エド「そろそろリーグに戻ろうか。そう思って来た」
十代「何だよそれ」
エド「ここで学んだ事は忘れないさ。ここでの事は」
三沢「孤児院への仕送りとかだろエド」
エド「どうして知ってるんだお前」
三沢「俺に隠し事はできないぞ」
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:12:11.57 ID:eVM1l5/t0
トメ「いつでも戻ってきなよ」
エド「はい。お二人もデュエル続けてくださいね」
トメ「当たり前だよ!強くなったろ?」
エド「そ、そうですね。セイコさん」
セイコ「はい?」
エド「はっきり言って素質ありますよ貴方は」
トメ「十代ちゃんには見送りさせなくていいのかい?」
エド「照れくさいですから」
トメ「身体に気を付けるんだよ」
エド「はい!」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:16:38.64 ID:eVM1l5/t0
エド「あ」
剣山「リーグに戻るドンね?」
エド「プロだからね僕は」
剣山「お前には悪いことをしたザウルス。好きなだけ殴ってくれドン!」
エド「僕はデュエリストだ。君に殴られた借りはデュエルで返すよ」
剣山「でもお前ここにはもう帰って来ないドン!」
エド「籍は残してある。暇ができれば真っ先に君に会いに行くよ剣山」
剣山「それまで楽しみにしてるドン俺」
エド「楽しみにしててくれ剣山」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:20:40.43 ID:eVM1l5/t0
エド「・・・もしもし斎王かい?」
斎王「エドか。どうした珍しく電話なんて」
エド「気分がいいんだ。君はどうしてる」
斎王「相変わらず療養中だ」
エド「今度お見舞いにでも行くよ斎王」
斎王「楽しみにしとくよエド」
エド「・・・」ピッ
エド「さよならデュエルアカデミア。また会う日まで」
終
114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:21:57.92 ID:AYCzL7Gz0
乙
116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:22:50.12 ID:WaawlJBc0
乙乙
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 05:25:47.16 ID:/ieI6Arz0
面白かったwwww
乙
引用元:https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1361811816/