ラー「グオオオオオ!!」
遊星「なんて威圧感だ…」ゾク
マリク「ラーの翼神竜の攻撃!ゴッドブレイズキャノン!」
遊星「させない!くず鉄のかかしを発動!」ウィーン
マリク「無駄だァ!神にそんなチンケな罠が通じるか!」パリーン
ルア「そんな…」
遊星「ぐわあああああああ!!」
LP 0
ルカ「ゆーせー!!」
ジャック「あの遊星がこんなあっさりと」
マリク「ヒャハハハハ…シグナーってのも大した事はねぇな」
遊星「クッ」
マリク「さぁて…罰ゲームだ!」
ドン☆
遊星「うわああああああああ!」ドサ
クロウ「遊星!」
ブルーノ「みゃ、脈がない」
マリク「心配するな…死んじゃいねえよ」
マリク「そいつは今魂の牢獄で苦しみ続けているのさ」
ジャック「魂の牢獄だと!」
遊星「ここはネオドミノシティか?だが様子が…」ドカーン
遊星「この爆発…まさかゼロリバースか!?」
「うわー!!」
「た、助けてくれー!」
「死にたくなーい!」
ぎゃあああああああ
うわあああああああ
遊星「あ…ああ…」
遊星「やめろ…やめろー!」
マリク「ヤツは今頃ネオドミノシティ崩壊の瞬間を特等席で見ているだろうよ」
マリク「ククク…1時間もすれば発狂しちまうかもなぁ」
アキ「そんな…」
クロウ「てめぇ…よくも!」
マリク「ハハハ…いいねぇその顔」
ジャック「次は俺が相手だ!貴様を倒し遊星を取り戻す!」
マリク「焦るなよ元キング…お前には相応しい処刑場を用意してやった」
本編で乗ってたのもあるけど
アキ「ここは…フォーチュンカップの会場!?」
マリク「お前が不動遊星に敗北しキングの座から転落した場所だ…」
マリク「そしてお前が命を落とす場所となる…クク、皮肉な運命だねぇ」
ジャック「精神攻撃のつもりか?そんな言葉に怖気づくジャックアトラスではないわ!」
マリク「威勢のいいこった…」
マリク「さあ始めよう…闇のデュエルをなぁ!」
クロウ「なんなんだ…昼間なのに暗くなってきた」
ルア「なんだか気味悪いな…」
ルカ「クリボンが震えてる…」
マリク「先行は俺…」
マリク「速攻の吸血蛆を召喚!ダイレクトアタック!」
クロウ「1ターン目から直接攻撃だと!?」
ジャック「ぐっ…」
ジャック LP 3500
ジャック「この痛みは…現実のダメージか!?」
マリク「そうゆうこった…せいぜい苦しみな」ククク
マリク「手札を1枚捨てて吸血蛆を守備表示に。カードを2枚伏せてターンエンドだ」
ジャック「俺のターン!」
ルア「いけージャック!」
ルカ「遊星を助けてあげて!」
ジャック「任せろ!ドロー!」
ジャック「バイスドラゴンを特殊召喚!そしてフレアリゾネーターを召喚!」
ジャック「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!」
ジャック「シンクロ召喚!我が魂!レッド・デーモンズ・ドラゴン!」ゴォォ
マリク(バカの一つ覚えか…そいつは既に読んでいるよ)ククク
ジャック「フレアリゾネーターの効果で攻撃力が300アップ!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン AP3300
ジャック「バトルだ!アブソリュート・パワーフォース!」
ルア「行けー!」
マリク「甘いなぁ…罠カード発動!拷問車輪!」
ジャック「何!」
マリク「攻撃力3300とは大したもんだが…攻撃が出来なけりゃ意味が無いな」
ジャック「くっ…カードを3枚伏せてターンエンドだ」
マリク「ドロー」
マリク「さぁ拷問車輪のダメージを喰らいなぁ!」
ジャック「ぐあああああっ!」
LP 3000
クロウ「くそっチマチマとせこい攻撃しやがって」
アキ「酷い…このままじゃジャックが」
マリク「ああ…いいぞぉジャックゥ。もっと悲鳴を聴かせろ…」ククク
ジャック「こんな程度で…このジャックアトラスは倒せん!」
マリク「威勢のいいこった…だがもう終わりだな」
マリク「俺はリバイバルスライムを召喚!」
マリク「そして魔法カード発動…死者蘇生!」
クロウ「まさか…!」
マリク「そのまさかだ…出でよ!ラーの翼神竜!」
ラー「グオオオオオオ」
アキ「さっき吸血蛆のコストで捨てたのは神のカードだったのね!」
クロウ「出やがった…遊星を葬ったあのモンスターが」
ジャック「クッ」
マリク「神の手にかかって死ぬことを光栄に思いな」
マリク「ラーの効果を発動!qあwせdrftgyふじこlp」
アキ「何なの…あの不気味な言葉は」
ルカ「見て、アイツがドラゴンと合体していく!」
ルア「人間とモンスターが合体するなんて!」
マリクLP 1
ラーの翼神竜 AP 3999
ジャック「自らのライフをラーに移しただと!?」
マリク「喰らえ!ゴッド・ブレイズ・キャノン!」
ルア「ジャックー!」
歴代最強で最高のアニメ
ジャック「貴様が攻撃力の高いモンスターを出す事などお見通しだ!」
ジャック「罠発動!プライドの咆哮!ライフを払う事で相手モンスターの攻撃力を300上回る」
ジャック LP 2100
クロウ「よし、これでレッドデーモンズの攻撃力が4299となる!」
ルア「神様だって返り討ちだ!」
マリク「ククク…平凡なデュエルだ」
ジャック「ほざいていろ!レッドデーモンズの反撃!」
スライム「」うねうね
ジャック「何!ラーの前にスライムモンスターが立ちはだかっただと!?」
マリク「永続罠発動!ディフェンドスライム!」
マリク「ハハハハハ!お前の攻撃はリバイバルスライムが受け止める!」
マリク「そしてリバイバルスライムは再生する!これが無敵のスライムコンボだ!」
スライム「」うねうね
ジャック「くっ」
マリク「そして俺は生還の宝札を発動!スライムの復活で3枚ドロー!」
アキ「一気に3枚も!?」
クロウ「こんなのアリかよ…」
マリク「戦闘ではそのドラゴンを破壊できなかったが…ここでラーの効果を発動!」
ジャック「何!?」
マリク「相手モンスターをすべて破壊しプレイヤーを抹殺する!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン「グオオオオオ」シュウウ
ジャック「ぐわあああああああ!」
クロウ「皆伏せろ!」
アキ「きゃあああ!」
ルカ「ジャックー!」
ルア「あ…ああ…」
ブルーノ「スタジアムがボロボロだ」
アキ「そんな…遊星に続いてジャックまで」
クロウ「くそっこんなのデュエルじゃねえ!」
マリク「惨めだねぇ負け犬どもの言葉は」ククク
ジャック「…まて」
ジャック「俺はまだ…負けてはいない!」
ルア「ジャック!」
マリク(馬鹿な…ラーの攻撃を受けて立ち上がれる筈が…)
マリク「何だあのドラゴンは!?」
赤き龍「…」
アキ「赤き龍が守ってくれたのね!」
クロウ「それだけじゃねぇ…ジャックの不屈の精神があったから立ち上がれたんだ」
ジャック「ク…」ヨロ
マリク(ラーの攻撃に耐えた事は褒めてやるが…もうフラフラじゃねえか)
マリク「デュエルを続行だ!俺は魔法石の採掘を発動」
マリク「手札2枚をコストに…死者蘇生を墓地から手札に加える!」
アキ「またあのカードが…!」
マリク「カードを伏せてターンエンド!」
マリク(俺が伏せたのは当然死者蘇生のカード…これで神をいつでも復活させられる)
マリク(仮にヤツが何かの手段でそれを妨害したとしても無敵のスライムがいる)
マリク「ククク…俺の勝利は確実だな」
マリク「エンドフェイズに神は墓地に戻り俺のライフは元の数値に戻る!」
マリク LP 4000
ジャック(ク…何とかこのターンはしのいだが次のターンでまた神が出てくる…)
ジャック(俺は勝てるのか?)
ルア「ジャック頑張れ!」
ルカ「ジャック!」
ジャック(ヤツラが不安そうな顔で俺を見ている…これがキングの姿なのか?)
ジャック(これ以上不甲斐ない姿を見せることは俺自身が許さん!)
ジャック「神のカードなど真のキングであるこの俺が打ち砕いて見せるわ!」
アキ「ジャック…!」
クロウ「あの野郎スイッチ入りやがったな」
マリク「偉い偉い…神を前に怖気づかないとは大したもんだ」
マリク「だがなぁ!状況はこの俺が圧倒的に有利だ。ヒャハハハハ!」
クロウ「悔しいがヤツの言うとおりだ」
ブルーノ「スライムコンボにラーの圧倒的な力…」
アキ「あのマリクを倒す方法なんてあるの?」
マリク「ハハハ…ないね!神を打ち倒す事など不可能だ!」
マリク「ジャックを倒した後はお前達だ。一匹ずつ血祭りにあげてやるよ!」
ジャック「俺は…リビングデットの呼び声を発動…!レッドデーモンズを復活させる!」
マリク「その弱っちい龍を復活させて何の意味があるんだ?」
ジャック「今教えてやる…」シュウウ
アキ「…私達の痣が!」
クロウ「ジャックの背中に…!」
遊星「…」
ブルーノ「遊星も戦ってるんだ…」
ルカ「ジャック!」
ルア「あんな悪い神様なんてやっつけろ!」
マリク「ハッ下らない友情ごっこか…見飽きてるんだよそんなのは」
ジャック「友情ごっこなどではない!これが俺たちの絆の力!」
ジャック「ドロー!」
マリク(何…!デッキが光っているだと?)
ジャック「俺は手札からワンフォーワンを発動!手札を一枚捨て、デッキからダークバグを特殊召喚!」
アキ「あれは遊星のカード…!」
ジャック「ヤツと戦う前に遊星から譲り受けた」
遊星『ヤツの力は強大だ…俺は負けるかもしれない』
ジャック『フンッ貴様らしくもない』
遊星『俺が負けたらジャック!お前が戦ってくれ!』
遊星『このカードを託す…』スッ
ジャック「そしてこれが!俺たちの逆転への一手!」
ジャック「いでよ救世竜セイヴァードラゴン!」
マリク「気取った事を言った割には情けないモンスターだなぁ」
ジャック「ほざけ!その情けないモンスターに貴様は敗北するのだ!」
マリク「ほぅ…」
ジャック「レッドデーモンズドラゴンに、ダークバグとセイヴァードラゴンをチューニング!」
ジャック「研磨されし孤高の光、真の覇者となりて大地を照らす!光輝け!シンクロ召喚!」
ジャック「大いなる魂、セイヴァー・デモン・ドラゴン!」
セイヴァー・デモン・ドラゴン「ゴオオオオ!!」
ルア「出た!ジャックの最強ドラゴン!」
マリク「なんだ…このモンスターは!?」
ジャック「セイヴァーデモンがお前を打ち砕く!覚悟しろ!」
マリク「これでもそんな事がいえるかな?魔法カード死者蘇生を発動!」
クロウ「相手ターンに通常魔法だと!?」
アキ「私達の常識を超えたデュエルだわ…」
マリク「さあラーよ!地より蘇生し天を舞え!炎を纏いし不死鳥となりて!」
ラー「グオオオオオオオ!!」
ルア「うわあっまた出てきた!」
ジャック「きたか…!」
マリク「ラーが復活したターン!絶対防御の能力が備わった!如何なるモンスターもラーを破壊する事はできない!」
マリク「ハハハハハ!友情だの絆だのと言った寝言をまだほざけるか!?ジャックアトラス!」
ジャック「フフフ…」
マリク「何が可笑しい!?」
ジャック「貴様は無意識のうちにセイヴァーデモンに恐れをなしたのだ」
ジャック「その恐れを振り切る為に!貴様はラーを蘇らせ自分の力を誇示しようとした!」
ジャック「それが悪手であることに気づかずにな!」
マリク「悪手だと…!」
ジャック「セイヴァーデモンドラゴンで攻撃!」
マリク「馬鹿め!絶対防御の能力が備わっている事を忘れたか!」
ジャック「フッ貴様の神は防御体制など取っては居ないがな」
マリク「何…!」
マリク「どうしたラー!何故動かない!?」
クロウ「そうか!パワーゲインを発動したのか!」
ルア「パワーゲインって?」
アキ「セイヴァーデモンドラゴンは相手モンスターの効果を無効にし、吸収する事ができる…!」
ルカ「それならラーの効果だって無効にできる!」
マリク(並みのカードじゃラーには通じねえ…なのに何故ラーがヤツのモンスターに傅いている!?)
マリク「馬鹿な!ヤツのモンスターは神よりランクが上だと言うのか!」
ジャック「破壊と殺戮しかもたらさん神など!このジャックアトラスの敵ではない!」
マリク「くぅ…だが!ディフェンドスライムが防御を…なぜ動かない!?」
スライム「…」
クロウ「ご自慢のスライムさんはセイヴァーデモンにビビッちまったみたいだな」
マリク「馬鹿な…この俺が」
ジャック「貴様の薄汚れた野望を粉砕する!アルティメット・パワーフォース!」
セイヴァー・デモン・ドラゴン「ゴオオオオ!!」
マリク「うわあああああああ!!」
マリク LP 0
上級魔法が1ターン効く
ただし神のランクが上のモンスターの効果も効く
神より上だから効いたんだろ
マリク「くっ…神が…敗れるだと…」シュウウ
クロウ「ヤツの体が消えていく…」
遊星「うぅ…」
アキ「遊星!」
ルカ「意識が戻ったのね!」
マリク「ククク…!見事だと言っておいてやろう」
マリク「だが俺は何度でも蘇る」
ジャック「フン!何度蘇ろうとこの俺が貴様を叩き潰すのみ!」
クロウ「おとといきやがれ!」
マリク「この俺が…ぐうう…シグナーめ…」ジュウウ
カランカラン(千年ロッドが落ちる音)
ルア「消えちゃった…」
ルカ「空も晴れていくわ。私達助かったのね!」
ブルーノ「それにしてもおそろしい相手だったね…」
クロウ「ああ、下手すりゃ世界が滅びてたかもしれねえな」
ルア「確かに…うう、今になって怖くなってきた」
遊星「流石だなジャック、助かった」
ジャック「当然だ!このジャックアトラスの前に敵はない!」
おわり
俺は面白かったよ
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1440166656