城之内「いや知ってるだろ、ラッシュデュエル」
遊戯「うん」
城之内「つーわけでさっそく、やってみるしかないよな」
遊戯「さすが城之内君、そう言うと思って用意しておいたんだ」
遊戯「ラッシュデュエル再現用デッキ~!」
城之内「さすがだぜ遊戯!」
本田「用意良いな」
杏子「何が違うの?今までのカードと」
遊戯「まだ発売してないしほとんど情報も出てないからなんとも言えないけど」
>>2020年1月中旬
遊戯「新規スタート向けのカードになるみたい。効果の量も減るんじゃないかな」
遊戯「それとラッシュデュエル用のルールが適用されるって感じ」
杏子「ふーん」
遊戯「で、発売前に想像で遊んでみようかなって」
城之内「説明は後だ、さっそくデュエルしようぜ」
杏子「はいはーい、じゃあ私やってみたいわ」
遊戯「いいよ」
城之内「本田!お前はしゃしゃり出てくんじゃねえぞ!」
本田「な、何でだよ」
城之内「俺がやりたいから!」
本田「子供かお前は」
遊戯「デッキはデュエルモンスターズのカード40枚。EXデッキ、ペンデュラムはなし」
遊戯「使えるカードは通常モンスターと、効果が『1つ』しかないモンスター・魔法・罠カードね」
例《ギミック・パペット−マグネ・ドール》※使える
①:相手フィールドにモンスターが存在し、~。(この効果のみ)
遊戯「その時、①の効果の前にある『1ターンに1度しか使えない』タイプの条件は『1つ』にカウントしないものとする」
例《ノーマテリア》※使える
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:自分フィールドに~。
遊戯「ただしそれ以外の、『通常召喚できない』とか『リリースを減らせる』みたいな、色々な条件達は『1つ』にカウントするから、他に効果があると使用できない」
例《真紅眼の不死竜》※使えない
このカードはアンデット族1体をリリースして召喚できる。①:このカードが~。
城之内「なーるほど、①だけね」
遊戯「実際は2つ効果のあるカード位普通に出てくると思うけど、まあとりあえずね」
遊戯「ルールの基本はスピードデュエル。各ゾーン3マスずつで、メインフェイズ2がない」
遊戯「加えてラッシュデュエルのルールとしてモンスターを1ターンに何体でも召喚できるよ」
城之内「お、それそれ!」
杏子「何体でも召喚って、手札にある限り?」
遊戯「うん」
本田「へえ、随分思い切ったルールだな」
遊戯「まあそのルールがなくても、大体のデッキでそれ位召喚できるしね。今なら」
本田「そんなもんか?」
遊戯「うん。ただ、そのラッシュの召喚っていうのが、攻撃表示のみなのか守備表示まで含んでいるのかは知らなくて」
城之内「セットじゃなくて表側守備の可能性もあるしな、昔みたいに」
遊戯「うん。とりあえず今回は攻撃表示限定ってことにしとこう」
城之内「OK」
遊戯「手札は5枚からスタート。後はやりながらでいいね」
城之内「じゃあいくぜ」
杏子「いいわよ」
二人「デュエル!」
城之内■LP4000
〈ーーー〉魔法・罠ゾーン
[ーーー]モンスターゾーン
[ーーー]
〈ーーー〉
杏子□LP4000
杏子「まずは私ね」
《手札/AAAAM)
杏子「《モンスター/’A,AAAM)を伏せるわ」
■城之内
《伏せモンスター/□ーー]
□杏子
杏子「ターン終了」
城之内「よし、俺のターンだな」
城之内「ドローはどうなんだ?」
遊戯「毎ターン5枚になるようにドローできるらしいけど」
本田「5枚?大盤振る舞いだな」
城之内「5枚ある時はドローできるのか?」
遊戯「それが謎なんだ。でも、ドローできないと詰む時がありそうだよね」
遊戯「まあお互い最初はなしでやってみようか。途中から、手札5枚でターンを迎えた時だけ1枚ドローできるってことで」
杏子「わかったわ」
城之内「じゃあ俺は{ATK1000/E・HEROフェザーマン》を召喚!」
[ーー∀/フェザーマン》
城之内「さらに{ATK800/海晶乙女シースター》を召喚!」
[ー’∀,∀/シースター》
城之内「(■■’■,/手札》を伏せる」
〈▼ーー/伏せカード》
{800/シースター》{1000/フェザーマン》
《伏せモンスター/?}
城之内「{ATK1000/フェザーマン》で《伏せモンスター/DEF?}に攻撃!」
[ー∀’∀,/フェザーマン》
《伏せモンスター/□ーー]
杏子「私のモンスターはこれ」
《Emトリック・クラウン/<ーー]
{ATK1000/フェザーマン》
《クラウン/DEF1200}
城之内「げっ」■LP4000→3800
城之内「ターン終了」
杏子「私のターン、5枚になるようにドローね」
遊戯「うん」
城之内「つっても、手札4枚じゃねえか」
杏子「あ、そっか」
《ドローカード/AAAM’A,)
本田「なるほど、手札を伏せておけば次のドローが増えるってわけだな」
杏子「そういうことね。じゃ、今度は私の番」
杏子「《赤蟻アスカトル/’A,AAAM)を召喚!」
《アスカトル/<’A,ー]
杏子「さらに《古代の機械箱/’A,AAM)を召喚!」
《ボックス!/<A’A,]
杏子「そして《2体/<’XX,]をリリースして……。OK?」
遊戯「いいんじゃない?」
杏子「《サプレス・コライダー/ATK2800}をアドバンス召喚!」
《サプレス/<’A,ー]
本田「ほー、こりゃ手っ取り早くていいな」
遊戯「たしかに、素材を揃えるための効果の説明を省けるから楽だね」
杏子「そうなの?じゃ、《クラウン/’<,Aー]を攻撃表示に変更して《手札/A’M,─)を伏せるわ」
〈▼ーー/伏せカード〉
{800/シースター》{1000/フェザーマン》
《クラウン/1600}《サプレス/2800}
《伏せカード/ーー△〉
杏子「バトル!《サプレス/ATK2800}で{ATK800/シースター》に攻撃!」
城之内「〈▼ーー/罠》発動、《攻撃の無力化》!」
杏子「あ」
城之内「バトルは終了だ。俺のターン」
(’■■■,■■/ドローカード》
城之内「{ATK1600/幻奏の音女アリア》を召喚!」
[’∀,∀∀/アリア》
城之内「[’X,∀∀/アリア》をリリース、{ATK2400/邪王トラカレル》をアドバンス召喚!」
[’∀,∀∀/トラカレル》
城之内「[’∀,∀∀/トラカレル》の効果発動!リリースした{ATK1600/アリア》の攻撃力以下になるように相手モンスターを破壊する!」
城之内「《クラウン/ATK1600}を破壊だ!」
《クラウン/’X,Aー]
杏子「でも、破壊された《トリック・クラウン/墓地)の効果を発動。《攻守/0}にして《自身/墓地)を特殊召喚するわ。そして自分に1000ダメージ」
《クラウン/’<,Aー/DEF0}
杏子□LP4000→3000
城之内「だったらさらに[∀’XX,/2体》をリリース!(ATK2600/楽天禍カルクラグラ》をアドバンス召喚!」
[∀ー’∀,/カルクラグラ》
城之内「そして[’X,ー∀/トラカレル》をリリースし、(通常魔法/受け継がれる力)を発動!」
城之内「[ーー∀/カルクラグラ》の攻撃力は{ATK2400/トラカレル》の分アップする!」
杏子「そうはいかないわ、《伏せ/ーー△》カード発動!」
《禁じられた聖槍/速攻魔法}
杏子「[ーー∀/カルクラグラ》はこのターン攻撃力が800ダウンして他の魔法・罠の効果を受けなくなるわ」
城之内「あっ!」
{ATK2600→1800/カルクラグラ》
本田「おいおい、思いっきりスカされてんじゃねえか」
杏子「それにそんなに手札を使っちゃって平気なの?」
みんな「……」
杏子「あ、平気なのか。次で5枚になるようにドローできるんだもん」
遊戯「そうそう」
城之内「(─■/手札》を伏せる」
城之内■LP3800
〈ー▼ー/伏せカード》
{1800/カルクラ》
《クラウン/0}《サプレス/2800}
杏子□LP3000
城之内「しょうがねえ、{ATK1800/カルクラグラ》で《クラウン/DEF0}に攻撃」
《クラウン/’X,Aー]
城之内「ターンエンド」
杏子「私のターンね。そろそろ終わりにしてあげるわ」
《ドローカード/’AAAM,A)
杏子「あーもう、強すぎじゃない?こんなに手札を引けるの」
城之内「ぐぬ」
本田「な、なんだ?」
遊戯「上手く引き込めたみたいだね」
杏子「もちろん!まずは《終末の騎士/’A,AAAM)召喚!」
《終末の騎士/’A,Aー/ATK1400}
杏子「続いて《聖騎士ペリノア/’A,AAM)召喚!」
《ペリノア/AA’A,/ATK1900}
杏子「そして《月の書/AA’M,)発動!モンスター1体を裏側守備表示に変更するわ」
[ーー∀/カルクラグラ》
[ーー■/伏せモンスター》
城之内「うそーん!」
杏子「バトル!《終末の騎士/ATK1400}!」
{DEF200/ーー>/カルクラグラ》
《終末の騎士/ATK1400}
[ーーX/破壊》
城之内「ぐ……!」■LP3800
《サプレス/2800}《ペリノア/1900}
杏子「《2体/合計ATK4700}で攻撃!!」
城之内「どわぁ~~~!」■LP3800→0
杏子「はい、私の勝ち!」
本田「あっという間に決着がつくな」
城之内「さすがに飛ばしすぎたか……」
遊戯「召喚できるからって手札を使いすぎると危ないのは今までといっしょだね」
遊戯「まあ、今はあくまで予想だから。実際のカードが出たらまたやろう」
城之内「よっしゃ、それまでに特訓しておくか!遊戯、デュエルだ!」
遊戯「うん!」
おわり
引用元:https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579746007