——060話 サッド・ストーリー ~悲しみの記憶~——
ミスティ「黒薔薇の魔女―――」
アキ「ミスティ!?」
ミスティ「これでやっと決着を付けられるわね……」
―――――――――――――――――――――――
アキ「ディヴァイン!貴方、生きてたの!?」
ディヴァイン「さぁアキ!戦うんだ!」←もうすぐむーしゃむーしゃ
ディヴァイン「今こそその封印を解き、君の本当の力を解放してあげよう―――」←いよいよむーしゃむーしゃ
——061話 真実の果てに——
ディヴァイン「ミスティも哀れだなぁ。弟のトビーを殺された恨みでダークシグナーとなり、サイコデュエリストに戦いを挑む……」
ディヴァイン「泣ける姉弟愛じゃないか……だが……所詮、アキにやられる運命だがね」
遊星「まさか……ミスティがダークシグナーになるよう仕向けたのはお前か!?」
ディヴァイン「そこまでは流石の私も予測していなかった」
遊星「やはりお前は、トビーの死に関係しているんだな!?」
遊星「やはりお前が仕組んだのか、ディヴァイン!!」
ディヴァイン「ん?」
遊星「お前がミスティの弟を殺したんだろう!?その罪をアキになすりつけたのか!?」
ディヴァイン「感付かれたのなら仕方ない。そうだとも。ミスティの弟を殺したのは私だよ……私がやったのさ!」←口は災いの元
ディヴァイン「あいつは使い物にならなかったよ。あの程度の実験で根を上げるとはなぁ……」
ディヴァイン「その点、アキは優秀な素材だ!何時でも私の期待に答えてくれる!」
ディヴァイン「往生際が悪いなぁキミは!今度こそ永遠に消えて貰うよ!」
遊星「……はっはっは……」
ディヴァイン「何を笑っている!?」
遊星「俺のデュエルディスクは手作りでね!マルチデュエル用の音声ネットワークをオンにしておいた!」
ディヴァイン「何!?」
遊星「今までの話は!全てミスティに聞こえているぞ!!」
ミスティ「ディヴァイン……!お前が……お前がトビーを殺したのね―――!!!」
ディヴァイン「うぁっはっはっ!それがどうした!?お前の弟が無能だったんだ!私の役に立たない人間など必要無いのだよ!!」←あせあせ
ミスティ「許さない―――!!」
ディヴァイン「何!?」
シュルルン!!
ディヴァイン「うああぁっ!?」
ディヴァイン「うあぁっ!?うわっ!?うああああああぁぁぁぁ!!!」
ごっくん
ミスティ「トビー……仇は討ったわ……」
——062話 最後の戦い!2つの神をもつ男——
ゴドウィン「待っていましたよ、シグナー諸君」
ゴドウィン「どうやら、ダークシグナーとの戦いには勝利したようですね」
ゴドウィン「だが、冥界の扉を閉ざす事は出来なかった」
遊星「その痣は―――!?お前、まさか―――!?」
ゴドウィン「ふっふっふっふっふ……うおおおおあああぁぁぁぁ!!」
ビリビリッ!
ゴドウィン「そう!!私は―――ダークシグナーとなった!!」
ゴドウィン「我は神となる!!赤き竜と邪神!この二つの力を得て、究極の神となるのだあぁぁ!!!」
遊星「ゴドウィン!!このデュエルに勝ったら、冥界の王は!?」
ゴドウィン「消えるでしょう。だが、それは私がさせない!神たる我が!!」
遊星「このデュエル!受けて立つ!!」
ジャック「ゴドウィン!!貴様など蹴散らしてくれる!!」
クロウ「俺も行くぜ!生憎俺はシグナーじゃねぇ……だがな!サテライトのガキ共の為なら、何でもするぜ!!」
クロウ「例えそれが無謀な事でも……あの伝説のDホイーラーが飛んだ時のようになァ!!」
遊星「勝負だゴドウィン!!俺達3人で、冥界の王の復活を止めてみせる!!」
ゴドウィン「3対1の変則デュエル……貴方達3人にはそれぞれ4000のライフ……」
ゴドウィン「そして私にはその3倍、12000のライフ」
ゴドウィン「互いにファーストターンには攻撃出来ない……異存はありませんね?」
クロウ「ねぇよ!」
ジャック「これが俺達の!」
遊星「最後の戦いだ!!」
遊星&ジャック&クロウ&ゴドウィン『デュエル!!!!!』
※このデュエルでは遊星の強制終了をジャックに使えと言っている所を見る限り、
味方のカードは全て自分フィールドで共有出来る模様。それを踏まえて御覧下さい。
今の高速環境じゃ、手札1枚ライフ2000位の価値はあるので、ライフ12000でも初期手札計15枚相手じゃ……
勿論1Killです。
——063話 最強の地縛神!ウィラコチャラスカ!——
クロウ「先攻は鉄砲玉のクロウ様だ!!」
クロウ(流石に今回は自重して、遊星にバトンパスする事だけを考えて動くぜ!)
クロウ「カードを2枚伏せて、ターンエンド!」
ジャック「次は俺のターンだ!」
ジャック(俺の手札……このカードの内いくつかは遊星の希望に答えられる筈だ!)
ジャック「カードを3枚伏せて、ターンエンドだ!」
遊星「―――俺のターン!!」
龍亞&龍可「なーにっかなー!なーにっかな!今週は、コレ!」ジャンッ!
龍亞「シンクロモンスターをシンクロ素材に戻せる魔法カードだ!」
龍可「使い所は難しいけど、上手く使えればとてつもない爆発力を生むわ!」
——064話 オレたちの未来へ!——
遊星「―――――クロウ!」
クロウ「おうよ!罠カード発動!針虫の巣窟!デッキの上から5枚墓地へ送る!」
クロウ「俺は、遊星のデッキの上から5枚墓地へ送らせて貰うぜ!」
遊星「俺のデッキの上から5枚!大嵐、調律、見習い魔術師、ジャンク・シンクロン、シンクロキャンセルが墓地へ送られる!」
遊星「くっ……!」
ジャック(―――!後少しか!)
ジャック「遊星!!この俺のカードを使え!!」
遊星「ジャック!お前のカードを使わせて貰うぞ!」
ジャック「こちらも罠カード、針虫の巣窟だ!再び遊星のデッキの上から5枚を墓地へ送る!」
遊星「その効果で、デッキから5枚!サイクロン、マジキャット、レベル・スティーラー、光の援軍、サイクロンが墓地へ送られる!」
ジャック「永続罠発動!血の代償!ライフポイントを500支払う毎に、通常召喚を1度行える!」
遊星「手札からチューナーモンスター、ジャンク・シンクロンを召喚!効果発動!自分の墓地からレベル2以下のモンスターを特殊召喚できる!俺は墓地からマジキャットを特殊召喚!」
遊星「レベル2、マジキャットに、レベル3、チューナーモンスター、ジャンクシンクロンをチューニング!」
遊星「リミッター解放、レベル5!レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、オーケー!アップリンク、オールクリアー!GO、シンクロ召喚!カモン、TG ハイパー・ライブラリアン!!」
遊星「TG ハイパー・ライブラリアンのモンスター効果!シンクロ召喚に成功する度、デッキから1枚ドローする!」
遊星「そして、マジキャットの効果発動!このカードが魔法使い族のシンクロモンスターのシンクロ素材に使われた時、墓地の魔法カードを1枚選択し、デッキの上に戻す!」
遊星「俺はさっき墓地へ送られたシンクロキャンセルをデッキの一番上に戻す!」
遊星「そして、俺はジャックの場の永続罠、血の代償を発動!ライフを500ポイント支払う事で、このターン更にもう1度通常召喚を行える!アンノウン・シンクロンを召喚!」LP4000→3500
遊星「更に!墓地のレベル・スティーラーの効果発動!自分の場のレベル5以上のモンスターのレベルを1下げる事で、墓地から特殊召喚!」
遊星「TG ハイパー・ライブラリアンのレベルを5から4へ下げ、特殊召喚!」
遊星「レベル1、レベル・スティーラーに、レベル1、チューナーモンスター、アンノウン・シンクロンをチューニング!」
遊星「集いし願いが、新たな速度の地平へ誘う!光さす道となれ!!」
遊星「シンクロ召喚!!希望の力!シンクロチューナー!―――フォーミュラ・シンクロン!」
遊星「フォーミュラ・シンクロンの効果発動!このカードのシンクロ召喚に成功した時、デッキから1枚ドローする!」
遊星「そして、TG ハイパー・ライブラリアンの効果により、デッキから1枚ドロー!」
遊星「手札から魔法カード、死者蘇生を発動!この効果で、墓地からモンスターを1体特殊召喚する!墓地からマジキャットを特殊召喚!」
遊星「そして!再び血の代償の効果発動!ライフポイントを500支払い、このターンもう1度通常召喚を行う!見習い魔術師を召喚!」LP3500→3000
遊星「レベル2、マジキャットとレベル2、見習い魔術師に、レベル2、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!」
遊星「シンクロ召喚!マジックテンペスター!」
遊星「再びマジキャットの効果発動!死者蘇生をデッキの一番上に戻す!」
遊星「そして、TG ハイパー・ライブラリアンの効果により、デッキから1枚ドロー!」
遊星「更に!マジックテンペスターの一つ目の効果!このモンスターのシンクロ召喚に成功した時、自分に魔力カウンターを一つ置く!」
遊星「そして、マジックテンペスターの二つ目の効果!手札から任意の枚数を捨てる事で、捨てた枚数だけフィールド上の魔力カウンターを置く事が出来るモンスターに魔力カウンターを置く!」
遊星「マジックテンペスターの三つ目の効果!フィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除き、その数×500ポイントのダメージを相手に与える効果!!」
遊星「俺はマジックテンペスターの三つ目の効果を発動!マジックテンペスターに乗っている魔力カウンターを一つ取り除く事で、相手に500のダメージを与える!」
ゴドウィン「ぬうぅぅ……!」LP12000→11500
ジャック「ふん!これで俺達のカードは全て繋がった!」
クロウ「これが俺達の絆だぜ!ヤツの場はがら空きだ!」
遊星(まだゴドウィンにターンが回ってないからがら空きが当然なんだが……)
遊星「手札から魔法カード、シンクロキャンセル発動!」
遊星「自分フィールドのシンクロモンスターを1体エクストラデッキに戻し、その素材となったモンスターを墓地から特殊召喚!」
遊星「墓地からフォーミュラ・シンクロン、見習い魔術師、マジキャットを特殊召喚!」
遊星「レベル2、マジキャットとレベル2、見習い魔術師に、レベル2、シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!」
遊星「シンクロ召喚!マジックテンペスター!」
遊星「再びマジキャットの効果発動!魔法カード、シンクロキャンセルをデッキの一番上に戻す!」
遊星「そして、TG ハイパー・ライブラリアンの効果により、デッキから1枚ドロー!」
遊星「更に!再びマジックテンペスターに魔力カウンターが乗る!」
遊星「これで全ての準備が整った!!」
ジャック「そうか!遊星はこれを狙っていたのか!?」
クロウ「そう!これで終わりだゴドウィン!!」
遊星「マジキャットを含むシンクロ召喚でマジックテンペスターを特殊召喚し、マジックテンペスターに魔力カウンターが乗る!」
遊星「シンクロ素材として墓地へ送られたマジキャットの効果で墓地のシンクロキャンセルをデッキの上に戻し、ライブラリアンの効果で1枚ドロー!」
遊星「そして、マジックテンペスターの効果で相手にダメージ!」
遊星「そして、シンクロキャンセルを発動し、マジックテンペスターをエクストラデッキに戻し、マジキャットを含むシンクロ素材を墓地から特殊召喚する!」
アキ「これは―――!?無限ループコンボ!!?」
龍亞「って事は―――!?」
龍可「例え相手のライフポイントがどれだけあろうとも―――!!」
遊星「仲間の絆が今ここに集結する!!!」
ゴドウィン「ぬああああああぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!」LP11500→0 ピーッ!!
―――――――――――――――――――――――
クロウ「とうとうやったんだな―――俺達―――」
遊星「あぁ―――」
クロウ「夢じゃ……ねぇんだな―――」
ジャック「ふっ―――長い戦いだった―――」
遊星「これで―――サテライトとシティは一つに繋がった―――!!」
かつて、伝説のDホイーラーが築き上げたダイダロスブリッジ―――
サテライトの住人、誰しもが待ち望みつつも。一度は途切れ、夢破れた―――
しかし―――希望に溢れたその道は―――
長い歳月を経て―――現実の物となる―――――!
閉ざされた世界、サテライトは再び世界へと繋がり。
暗く澱んだサテライトに、鮮烈な、眩いばかりの光が射し込む―――――!!
クロウ「ダイダロスブリッジの伝説は―――現実になったんだな―――!」
ジャック「だがまだ、成し遂げられていない事がある……」
クロウ「そんな事は判ってるぜ!俺達の決着がな!!」
クロウ(流石にこの戦いは、禁止制限を守るぜ!!)
遊星「望む所だ!!」
遊星「行くぞジャック、クロウ!!俺達の未来へ!!!」
遊戯王やってないけど楽しめたよ
ありがとう
何度もさる喰らって、途中スレが落ちたり色々ありましたが投下完了!!
ダークシグナー編は暗くて熱い良い話だった!
次は……書くべきか否か……だって次はイリアステル編、WRGP編、アーククレイドル編……満足町編だよね……?
あ、でも満足町は書きたい……!あれはいじり甲斐あって面白そうだしwwwwwww
また書くかは気分次第だけど、ここいらで名無しに戻るね。
読んでくれてありがとー。
良いデュエルだったぜ!
だが俺はレアだぜとか言いながら3人まとめてぶっ倒す遊星さんマジかっこいい
引用元:https://hayabusa.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1331729155/
遊星(1Kill厨)シリーズはこちら
①フォーチュンカップ編:
【遊戯王SS】遊星(1Kill厨)「おい、デュエルしろよ」【フォーチュンカップ編】
②ダグナー編:
【遊戯王SS】遊星(1Kill厨)「おい、デュエルしろよ」【ダグナー編 前半】